『頼朝起つ 鎌倉殿と坂東武者たち』の展示とゆかりの地 2022.11

鋸南町の菱川師宣記念館でリピート開催された展示会に行ってきました。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がクライマックスの中、展示物の浮世絵を見ながら更に盛り上がる私でした。

菱川師宣記念館は、『道の駅きょなん』の奥にあります。
菱川師宣の代表作 見返り美人の銅像
今回は、リピート開催なので、春に開催されたときより展示物が少ないとのことでした。
内容が面白かったし、後でまたじっくり見たいので、図録(千円)を購入しました。

紙質も良く、オールカラーで見応え充分です。
浮世絵版画は、20年の伊豆での流人生活を経て、源頼朝が挙兵したところから始まります。
石橋山の合戦に敗れて、真鶴から海路で安房の地、現在の鋸南町竜島に流れ着きます。
その後、鴨川~館山~千葉と廻り鎌倉へ入りました。
ちょうどこの日、『鎌倉殿の13人』では、和田義盛が和田合戦で敗れる放送回でした。
この画は美形に描かれていますが、実際は、横田栄司さんが演じたむさ苦しい髭面の
義盛のほうが近かったのでしょうね。それにしても・・・頼朝を支えた武者たちが、一人

また一人と謀略の中で殺されてしまうのは、観ていて悲しいです。😢
出展は71点。図録の中には、現在の場所の写真なども織り交ぜて、
分かりやすく解説しています。
菱川師宣記念館のパンフレット
ここに展示されている『見返り美人図』は複製で、本物は上野の国立博物館に国宝として
所蔵されています。現在、国立博物館150周年を記念する特別展で見ることが出来ます。
先日、NHKで放送された国立博物館150周年特別展の番組で、菱川師宣の生誕から没年までを
詳しく説明していました。江戸で亡くなった後、鋸南町保田のお寺に埋葬されたそうです。
帰りに源頼朝が上陸した安房の地、鋸南町の竜島海岸に寄りました。
源頼朝上陸地の碑
源頼朝上陸地の碑
本家鎌倉は、ドラマと共に盛り上がっているようですが、こちら側はいまいちですね。
右側は竜島漁港とその先に続く大六海岸
鋸山とロープウェイ頂上が望めます。
竜ケ崎堤防
竜ケ崎堤防の先、東京湾の反対岸は久里浜漁港です。
遠くに浮島と大ボッケ、手前にみさご島が見えます。
波が荒れる日は、桟橋が波を被って、結構、迫力があります!
左側は竜島海岸と大黒山
この日は夏に戻ったような暑い日でした。
オーバーオールからお尻のはみ毛で失礼します。
浮島、大ボッケ、みさご島。海面が光って綺麗ですね。
浮島をもう少し近くで見たくて、勝山港に行ってみたのですが・・・
逆に堤防が邪魔になってしまいました。
いつか夕陽が沈む瞬間を見てみたいものです。

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