紅葉の名所と赤坂離宮迎賓館見学日帰りバスの旅 2022.11.29
関東有数の紅葉名所 平林寺と靖国神社・明治神宮外苑銀杏並木、赤坂離宮迎賓館見学、
東京ドームホテル内リラッサのランチブッフェ付という日帰り観光バス旅行に行って来ました。
富楽里とみやまから乗車。駐車場含め、現在、大規模工事中です。
東京湾アクアラインでトイレ休憩、首都高速中央環状線を通過して外環自動車道に入り、
和光ICで高速を降りました。川越街道への出口で渋滞しました。
川越街道を走り、平林寺大門通りを左折して、平林寺総門前の駐車場に到着しました。
途中、羽田あたりで雨が降り、お天気が心配でしたが、なんとか大丈夫そうです。
まだ他の観光バスは来ていなかったので、境内は空いていてラッキーでした。
平林寺総門を入ると、美しい紅葉が出迎えてくれました。
平林寺境内案内図
武蔵野の緑に囲まれた14世紀創建の寺院
時間は限られているから先に進まなきゃいけないけど、ここの紅葉に目を奪われっぱなしです。
木造・茅葺屋根の山門は1664年建立された物
茅葺の屋根と紅葉のコントラストが美しいです!
山門の仁王像
元は朱色だったのが伺えます。
山門をくぐって右側にある髙野槙(コウヤマキ)
落雷で木が裂けた様子が見えます。
山門を振り返ったところの風景
仏殿から先、戴渓堂のあるエリアは、修行の場なので立入禁止です。
こちらも立入禁止エリアです。
山門のほうから、どんどん観光客が入ってきます。
仏殿でお賽銭を投げて祈願しました。
今年は例年より紅葉が早かったので心配していましたが、見れて良かったです。
片割れ地蔵
もとは1対だった地蔵の片方を平林寺に祀ったそうです。
騙すより騙される方が良い。猜疑心が先に立つ人間では心が寒いと感じます。
放生池。池の水はかつて野火止用水(平林寺堀)から通じていたそうです。
”こーんにちわー!?” 錦鯉と池に写る紅葉
人面魚いるでしょ?
上皇陛下もここを訪れていたんですね。
奥に歩いて行くと松平伊豆守信綱公の墓所をはじめとする大河内松平家の廟所があります。
墓所の回りを時計回りに順路が示されています。
松平伊豆守信綱夫妻の墓があります。
墓所の広さは3千坪あるそうです。
1周して野火止塚まで行くと間に合わなくなりそうだったので、ショートカットしました。
墓所を出て西側に歩みを進めます。
長いこと和光市に住んでいたけど、近くにこんな場所があったなんて知りませんでした。
もっとも若い時は、紅葉を愛でる趣味は無かったけど。
広場のようなところに出ました。
この先に用水神社があるようです。
残り時間が少なくなってきたので、ここから来た道を引き返します。
これだけの森林を維持するのは大変ですね。
墓所の前、安松金右衛門の墓のところまで戻って来ました。
この先に野火止用水が流れ、下卵塔という墓所があり、修行半ばにして亡くなった僧侶や、
松平信綱の家臣、平林寺ゆかりの人たちのお墓があります。
赤と緑のコントラスト
道の傍らにひっそりと立つ平和観音
放生池と弁天堂
池に写る紅葉
半僧坊感応殿の裏手
手水舎
半僧坊感応殿
真っ赤な絨毯
赤・黄・緑と3色楽しめます。
野火止用水と紅葉
山門前まで戻って来ました。総門を出て道路を渡り、駐車場に着いたところで
雨が降り出し、なんとかセーフ!傘を持たずに入山出来て良かったです。
平林寺を出て、来た道を戻るように川越街道から和光ICから外環自動車道に入り、
首都高速を飯田橋で降りて、東京ドームホテルに到着しました。
スーパーダイニング『リラッサ』でランチ・ブッフェです。
只今、北海道フェア開催中。
実は今年5月の結婚記念日に、ここのディナー・ブッフェに来たんです。
洋食、中華、和食の中から食べたい物を選んだら、黒いカップに入ったのは全部お寿司でした。
北海道フェアということで、金のコインと引き換えにカニかロースト・ビーフを選べます。
カニは面倒なので、ロースト・ビーフにしたけど、この薄さ😢
スイーツは別腹。さすがに今回は1回だけにしておきました。
お腹一杯で苦しいと言いながら、バスに向かいます。
ロビーのクリスマス・ツリー
レセプション・カウンター上の飾りも素敵です。
次の見学場所、靖国神社に到着しました。写真は第二鳥居。
手水舎でお清めをして入ります。
立派な門構え
金ピカの菊の御紋
中門鳥居の手前右側に桜の標準木があります。
本殿にお参りをして戻ります。
齋館
第二鳥居から第一鳥居に向かって歩きます。
神社内、一箇所だけ通常の道路を渡る箇所があるので気を付けましょう。
道路を渡った先は、第一鳥居まで銀杏並木が続きます。
銀杏は大分葉が落ちて来ていました。
第一鳥居
第一鳥居の外から見る銀杏並木
逆光で暗くなってしまいました。
大村益次郎の像
大村益次郎は文政7年(1824)周防(今の山口県)に漢方医の子として生まれました。その後、蘭法医、兵学者となり四国宇和島藩で日本で初めて洋式の軍艦を設計し、建造しました。
靖国神社は東の端から本殿まで550メートルくらいあります。
靖国八千代食堂の建物
バスが待つ駐車場に戻って来ました。
次は明治神宮外苑の銀杏並木を見学に来ました。
神宮軟式球場噴水前の交差点側から見ています。並木道は歩行者天国になっていました。
平日だけど、たくさんの人がいました。もちろん、外国の方も。
銀杏の先端部分の葉は、ほとんど落葉してしまっていました。
ここに来る数日前から、ニュースで見ていて、間に合うかなぁと不安でした。
銀杏並木の距離は約300メートル。その間に146本の銀杏が4列に連なります。
黄色い世界が広がります。
ここに来ると思い出すのは、『愛という名のもとに』(1992年放送)。

鈴木保奈美さんや、江口洋介さんたちが横一列に並んで歩くシーンです。
噴水の先に見える建物は、聖徳記念絵画館です。
明治神宮外苑での見学は15分程度でした。
最後の見学場所は、国宝迎賓館赤坂離宮です。
迎賓館の西門から入り、見学者受付の列に並びました。
到着したのは14時半頃でしたが、空港にあるようなスキャン、もしくは係員による検査に
分かれて並び、検査を通過するのに1時間ほどかかってしまいました。
館内は撮影禁止ですが、パンフレットと館内の各部屋が掲載されている冊子をもらいました。
館内見学通路はここが出入り口になります。順路に従って、各部屋を見て回りました。
各広間の面積はさほど広くはありませんが、天井画、シャンデリア、七宝焼の絵画など、
フランスの調度品と日本の芸術品が融合した見事な装飾に目を奪われました。
館内の見学が終わって外に出ると、風雨が強くなっていました。
本館の裏側が主庭になります。
庭園のパンフレット
主庭の植栽
主庭の中心にある噴水は、迎賓館建設当初から設けられているものだそうです。
出口は、前庭を通り正面外柵から出る順路となっています。
雨風の中、傘を差しながらカメラを向けているので、水滴が付いてしまいました。
本館正面の前庭
本館の屋根の上、青銅色の飾りは、鎧兜のシャチホコのような形をしています。
この石畳、ヒールでは歩き難いです。
記念品を買ってきたかったのですが、天気が悪くなってしまったので、
テントの店も早仕舞いしてしまいました。
前庭の黒松(東側)
前庭の黒松(西側)
東側の噴水。奥にホテル・ニューオータニの建物が見えます。
最後は雨に降られてしまいましたが、迎賓館の中を見学する貴重な体験が出来ました。
正門脇の出口です。正門周辺はバリケードがされていて改修工事中のようでした。
学習院初等科前交差点のあたりでバスに乗り込みました。
国会議事堂の前を通り、帰路に向かいます。
今回、3000円のクーポン付ですが、今まで立ち寄ったところでは使える場所がなく、
羽田空港に寄って、お土産を買う時間が設けられました。
羽田空港第2ターミナル内
時間が無くてバタバタしましたが、何とか買い物も出来ました。
クーポンをもらったので、ちょっとお高めのチューリップローズのモンブランを買いました。
羽田空港限定の言葉に弱いです。
ミルクチーズブッセ、とってもおいしかったです。
柴犬のパッケージを見つけて・・・
中身はお子様向けのサンドウィッチセットでした。
帰路、アクアラインは風速16メートルの強風が吹き荒れ、生きた心地がしませんでした。
富楽里から車で帰るときも、大雨と風で視界が悪く、無事に帰って来られて良かったです。

総じて、今回の旅行は、素晴らしい紅葉と滅多に入れない迎賓館内を見れて大変良かったです。

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