2005 韓国旅行記 韓国ドラマ「チャングムの誓い」にハマって行った“大長今と宮廷料理のソウル3日間”

2005 韓国旅行記 韓国ドラマ「チャングムの誓い」にハマって行った“大長今と宮廷料理のソウル3日間”

2005年10月  《 読売海外ツアー “大長今と宮廷料理のソウル3日間”》


1日目 (成田国際空港 ⇒ 仁川国際空港 ⇒ ソウル市内 ⇒ ホテル)

出発日、成田は雨天でした。14:25発 日本航空953便で出発です。
韓国は晴天。仁川国際空港が見えてきました。
17:00頃、仁川国際空港に到着しました。
ターミナルビルはUFOのような形です。
空港内のウリ銀行で、日本から用意していった手数料30%OFFの
クーポンを使ってウォンに両替しました。
夕日を横目に仁川からソウルへ向かいます。
高速道路から見た仁川市街。仁川からソウルまでは1時間ほどかかりました。
ツアー最初の目的地、梨泰院(イテウォン)で海鮮鍋の夕食をとりました。
海鮮鍋、ナムル、キムチ、ご飯とマッコリ付き。鍋の最後はおじやにしてくれました。
別にチヂミとウーロン茶を注文しましたが、ちょっと高いかなっと思いました。
食後、セブンイレブンでイ・ビョンホンのカレンダーを買っていたら、
ガイドさんが『韓流の家』というグッズを売るお店に連れて行ってくれました。
階段の壁にかかっていた韓流スターの絵は、全て刺繍で描かれていました。
宿泊先は、オリンピック公園傍のオリンピックパークテル。
ホテルに荷物を置いた後、南大門市場に買い物に行きました。

2日目 (ホテル⇒江南区⇒楊州スタジオテーマパーク⇒ソウル市内)

目覚めて外を見ると、目の前はマンションの工事現場で、道路の騒音で寝付けなかったと
ガイドさんに言うと、ホテルに交渉してくれて、2日目から公園側の部屋に換えてもらえました。
2日目のツアーは、楊州(ヤンジュ)の大長今(チャングムの誓い)テーマパーク観光と
ソウル観光ショッピング。オリンピック競技のモニュメントがある道路を通過中。
街頭にあったエンターテイメントの広告看板。
朝食は、江南区にあるクッパのお店。ソルロンタン(牛骨スープ)にご飯を入れて
クッパにして食べました。白菜(ペチュキムチ)と小大根(チョンガッキムチ)のキムチ付き。
ソウル市内はタクシーが安くて便利です。ガイドさんから聞いた情報では、
黒ボディに金色の帯が入った模範(DELUX)タクシーが割高でも安心とのことでした。
江南区から漢川を渡って楊州(ヤンジュ)に向かいます。
右手奥に南山のソウルタワーが見えます。
ソウルの中心地より北上中。マンションはベランダがあっても、
ガラス窓が付いているのが特色。黄砂対策?
ソウル中心地から車で1時間半ほど走り、京畿道楊州市にある
チャングムのテーマパークに到着しました。
入場料は大人5000ウォン。ドラマセットの入口(王宮の門)では中宗王と記念撮影が出来ます。
王宮の門から入り、ワクワクしながら順路に沿ってセットを見て廻ります。
退膳間(テソンガン):配膳を行う台所です。
退膳間の窓から最高尚宮(チェゴサングン)の居所を眺めたところ。
義禁府(ウィグンブ)の獄舎を出て、あずまやに向かいます。
前方に見えるのが、あずまやです。
高台の後苑(フウォン):あずまやです。チャングムが子供時代に松の実刺しの練習や、
母の日誌の隠し場所となったところです。
チャングムの母ミョンイとハン尚宮が友情の証として、土中に埋めた酢の壷がありました。
罪人を尋問する時に座らせる拷問用の椅子です。
一人5000ウォンで、洋服の上にミンジョンホやチャングムの衣装を着せてもらえました。
恥ずかしいけど、いい思い出になりました。
雀尚宮(チェサングン)の台所:食材は、チェ・パンスル商会で調達?
夏用、冬用の食器からまな板まで、一通りの食器が並んでいます。
水刺床(スラサン):王様の食事を調理する台所。
白い陶磁器は夏用の食器です。奥の食器棚にある真鍮の食器が冬用になります。
水刺間(スラッカン):ちょうど幼稚園児が見学に来ていましたが、
作り物の野菜を振り回して遊んでいました・・・
後門:錦鶏を失くしたクミョンとチャングムが、こっそり宮殿を抜け出す場所。
ねずみを何匹も見かけました。
錦鶏の飼育場
一般的な民家
カン・ドックの家:チャングムが子供時代に住んだ家
昔の町並み
村の建物
村の入り口にある願掛けの木:男の子を授けて欲しいなど願い事を書いて木にくくりつけます。
MBC楊州スタジオテーマパークの見学は終わりです。
衣装を着て撮影に時間を取り過ぎてしまい、
グッズショップに寄る時間が無くなってしまいました。
昼食は、スタジオから遠くない、民家のような食堂で、マツタケ入りのプルコギを食べました。
昼食が済み、楊州市を後にしてソウルに戻ります。
午後のツアーは、京東市場(キョンドンシジャン)からスタートです。
これを見て薬草の名前と効能が言えたら、あなたもチャングムになれる?
鹿の角も高価な漢方薬です。
露店で野菜を売るアジュンマ(おばさん)。
赤や緑が鮮やかです。これから、とがらしの時期だそうです。
ここでは、漢方薬をミキサーで粉に轢いてもらいます。
ムカデだぁ~って、漢方薬になっちゃうんです。
漢方薬師に脈診され、漢方薬を買わされるはめになってしまいました。
韓国傳統飲食研究所『もちの博物館』を見学しました。
1Fはもち菓子店で2Fと3Fが博物館になっています。入場料は、3000ウォンでした。
これは結婚式の様子を再現したものです。現在も、お色直しでチマ・チョゴリを着るそうです。
日本のもちと違って、菓子感覚でもちが食べられていることがわかりました。
免税店ショッピングは、南山ふもとにある新羅免税店に行きました。
屋上には、チャングムのセットを準備中でした。この後、宝石工場にも連れて行かれました。
夕食は、宮廷料理のコースです。南山ふもとの国立劇場1Fにある“チファジャ”という
重要無形文化財のファン・ヘソンさんのお店です。前菜は、5種のおつまみの盛り合わせ
(のり、くるみ、えび、干し肉、干し柿)です。
次は九節板(クジョルパン)で、しいたけ、大根、人参、牛肉、卵の白身と黄身、きゅうり、
たけのこなど8種類の具をミルチョンビョンという小麦粉の皮で包んで食べます。
白キムチ、季節のかゆ(かぼちゃ)、宮中前菜、海の幸の辛し和え、ここまでが前菜です。
サワラの胡椒焼き、煎油花(3種)、ポッサム(包み)キムチ、神仙炉(シンソルロ)の鍋
・・・そろそろお腹が膨れてきました。
牛ロースとキノコの炒め、高麗人参と野菜のサラダ、白菜とナスのキムチ、
ナムル、みそチゲ(豆腐とズッキーニ)お赤飯で、もうギブアップです。
この後、デザートにみかんと韓国のお菓子が出ました。
食後は急いで盤浦(バンポ)実弾射撃場に行きました。
ソウルの条例で夜8時以降は営業できないそうです。ツアーの車で連れて行ってもらいましたが、
地下鉄では教大(キョンデ)の駅が一番近いそうです。射撃場はビルの地下1階にありました。
ソウルナビのクーポン持参で弾数が追加になり、私はベレッタ92F 10発+2発 40000ウォン、
主人は20発+5発 3種類の銃を選び90000ウォンでした。グアムよりかなり高いです!
射撃場の車で、ハードロック・カフェに送ってもらいました。
場所は、江南区(カンナング)清漂洞(チョンダンドン)島山大路(トサンデロ)通りにあります。
お店の中では、ちょうどライブ演奏があり、お腹が一杯だったけどソフトドリンクを飲みながら聴いてきました。帰りがけに隣のグッズショップで買い物をし、お店の女の子にタクシーを呼んでもらってホテルに戻りました。模範タクシーでも14000ウォンと、日本よりはるかに安いです。

3日目 (ホテル ⇒ 梨泰院 ⇒ 世界文化遺産・昌徳宮 ⇒ 仁川国際空港 ⇒ 成田国際空港)

朝7時頃、やっと朝日が昇ってきました。
公園側の部屋は快適で、ぐっすりと眠ることが出来ました。
ほとんど部屋に居ることはなくても、快適さは重要です。シャワーの出も良かったし、
トイレもシャワー付きで、道路側の部屋とは明らかにグレードが違いました。
この部屋からは、オリンピック公園やロッテ・ワールドまでが見渡せました。
3日間なので、スーツケースは2人で1個にしたため、お土産は別バッグに入れることに。
韓国のりだけで手提げ袋1個あります。
集合まで時間があったので、ホテルから片道15分ほどのオリンピック公園まで散歩しました。
地下鉄813番、夢村土城という駅の目の前です。
私達が宿泊したソウル・オリンピック・パークテルです。
3日目の朝食は、車で移動し、梨泰院に行きました。
このあたりには、各国の大使館が沢山あります。
朝食のメニューは、あわびのおかゆで、生卵と海苔を混ぜて食べます。
副菜はナムル、キムチ、たこチャンジャで、このチャンジャが絶品でした。
おかゆのお店の隣は、初日に立ち寄った『韓流の家』でした。
3日目最初の見学地『昌徳宮』に向かう途中、ソウル駅の前を通過しました。
この駅は、日本軍占領時代に、東京駅を設計した人が建てたそうです
『昌徳宮』に到着しました。ここは、ユネスコ世界遺産に登録されています。
敦化門(トンファムン)は、現存している宮殿の正門としては最古の物だそうです。
敦化門(トンファムン)の屋根には、三蔵法師一行の人形が魔除けとして飾られています。
昌徳宮のツアーは、日本語を話すガイドさん付きで廻ります。
時間指定で、勝手に見学することは出来ません。
仁政殿(インジョンジョン):昌徳宮の正殿として、臣下との祝賀儀式、外国使節との拝見、国王の即位式などが行われた宮殿の最も重要な建物だそうです。石碑は、文官や武官の位を表しています。
仁政殿(インジョンジョン)の中の王座です。
熙政堂(ヒジョンダン):国王の寝殿であり、御前会議室でした。
西洋式のテーブルと椅子が置かれ、窓にはガラスが用いられています。
ガイドさんは、大学生が多いそうです。
大造殿(テジョンジョン):王と王妃の寝殿。この建物には、ヨンマル(屋根の棟)がありません。
子を授かるための気が入るように、王の寝殿には棟が無いそうです。
大造殿(テジョンジョン)の中の王座です。
向かって右側が皇后の部屋で、この時、屋根を修復中でした。
御車庫:中には、神輿とリンカーン、ダイムラーの自動車、
馬車などが整備されて展示されています。
芙蓉池(プヨンジ)まで歩いてきて、ここで20分ほど休憩となりました。近くに売店もあります。
芙蓉亭(プジョンジョン)と芙蓉池(プジョンジ):芙蓉亭は、十字形の東屋で、
芙蓉池は、天円地方の思想によって四角い池の中に円形の島が造られています。
宙合樓(チュハムヌ)と芙蓉池(プジョンジ):宙合樓は、2階建ての楼閣で、
1階は宮中図書館の書庫、2階は閲覧室となっています。
宙合樓(チュハムヌ)と芙蓉池(プジョンジ):チャングムの最終話で、
王様とチャングムがこの池の周りを歩きながら話をするシーンが撮影された場所です。
芙蓉池(プジョンジ)と東屋:お天気も良く、森林浴をしながら散歩するのは気持ちいいです。
10月中旬では、紅葉が見れず残念でした。
演慶堂(ヨンギョンダン):士大夫(朝鮮王朝時代の官吏)の家を真似て宮殿の中に建てられた
民家形式の家。オンドルと煙突がありました。この後、建物は無く、山道を出口に向かって
歩きました。ヒールではきついですよ。
景福宮(キョンボックン)の光化門と衛兵:またソウルに来ることがあったら、
是非、中を見学したいと思います。
ソウル市庁舎とソウル広場:ワールドカップの時、この広場は赤一色でしたね。
昼食は、參鶏湯(サムゲタン)です。これを楽しみにしていたのに、時間が無いからとせかされて、
食べ切れなかったのが残念です。鶏一羽にキムチやお赤飯が付いて、かなりボリュームが
あります。オフィス街で、ビジネスマンも多く食べに来ていました。シャツが汗だくでは?
昼食後、お決まりのキムチやブランド?バッグを売るお店に連れて行かれ、
仁川国際空港に到着しました。お土産を買うなら、南大門市場が安くてお勧めですね。
空港内の待合室は座席もゆったり、木の床がイイ感じでした。九州行きの便も結構ありましたね。
17:55発 日本航空954便で帰国。3日間でしたが、良く食べ、良く歩き、
健康的な充実した旅行でした。

海外旅行記カテゴリの最新記事